M o m e n t s
























今の柚菜は、誰から見ても分かるほど元気が無く、ガラスのように脆そうであった。

一度壊したらもう二度と戻らない。そんな感じがした。

どうにか以前のような元気を取り戻そうとしたが、そう簡単にいくものではなかった。

ある者は「死んでいるだろうから諦めろ」と。ある者は「絶対に生きている」と。

それぞれ自分なりに一生懸命、話しかけたのに…



「…………う、ん」



柚菜の瞳は、目の前の景色ではなく、違う風景を映していた。
























全ては過去の幸せ
























***
























それから二ヶ月ほど経っただろうか。

その日訪れたのは幸せと悲しみ。



「………え?」



今、目の前の人は何を言った?

柚菜は驚きを隠せない。



「おめでとうございます、妊娠していますよ。二ヶ月半です。」



誰の子?

誰の子?

思い当たるのはただ一人。



「か…ずき…ぃ……っ…」
























おめでとう 貴方はお父さんになりましたよ


だから早く戻ってきてください
























でも現実は、そう簡単に行くものではなくて

どんなにどんなに願ったって、変わることのない現実で

ただ、残酷に突きつけられた現実で。



























なんか……話が予想もしない方向へ行きそうで怖い。
自分でも分からない展開に行ったらどうしよぉー!!(汗)
この話…思い付いたは良いが、書きにくい…。
と、いうより短すぎるぞ、小説。

こんな小説でもコメントくださると嬉しいです♪